小型回転ドラム式長さ選別機
(INDENTED CYLINDER)
MHI−400P型

   

★模式図
 本機はディンプル(窪み)を有するシリンダーを回転させ、その中に原料を投入すると、ディンプルに入る長さのものはシリンダーの回転により持ち上げられ受けホッパーに落下し当社独自に開発したSCACシステムにて搬送されます。
ディンプルに入らない長さのものはそのままシリンダー内を移動していき排出されます。

 ★本機の特徴★
@.ディンプル径を変えることで様々な原料の長さの違いを利用した選別をすることが可能です。
A.従来の空気輸送とは違い本機に採用しているSCACシステムでは、原料に合わせた風量に
ブロアーの回転数をインバータ調整できるため、原料へのダメージがありません。
B.調整はブロアーの他シリンダーの回転数(インバータ制御)及び受けホッパーの角度になります。
C.キャスター付でで移動が可能能です。
型  式 処理量
(kg/H)
機器寸法
幅(mm)×長さ(mm)×高さ(mm)
電力量
(kw
MHI-400P 20〜50  500 × 1,120 × 1,212 0.1+0.1+0.1

【SCACシステムとは・・・】   
 SCACとは、「ソフトカスケードエアーコンベアー」の略です。
この機構は当社独自に開発したもので、下図の様に
U字型トラフを階段状に重ね、そこへブロアーにて空気を
送り一定の空気の流れを作ります。
その中に搬送物を投入すると空気の流れに乗って搬送されます。
 従来の様にコンプレッサーのエアーを使用するとエアーの
圧力の細かな調整が出来ないため、飛び過ぎたり傷を付けたり
する問題がありました。
 しかしこのシステムを使用するとブロアーの回転数を
インバータにて制御することで搬送する原料に合わせた風量に
調整できるため原料にダメージを与えません。
 

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